Marinotes 1.3 Personal Organizer

2006年1月2日
2018年 3月31日改訂

表紙 ユーザの声 予定/未定 作者のつぶやき 改訂履歴 スクリーンショット 活用例 新製品の発表
どんな文書も段落を単位として成り立っています。 段落は、項目、節、章などと区切られる文章を構成します。 Marinotesはこのような区分を節と呼び、 節の構成を容易に管理(organize)できる文書作成ソフトウェアです。
■ダウンロード
最新版は、V1.3.5 (2011-11-14)です。不具合の修正です。 改訂履歴をご覧ください。
Vectorのレビュー記事は、こちら です(2007-06-07)。

■お知らせ
v1.3.5を持ちまして、Marinotesの開発を一旦終了いたします。 なおご要望、意見、不具合などは、引き続きお受けします (Email )。 後継のアプリは、Foliaoです。よろしくお願いします。

■不具合 (v1.3.5)
ファイルへのリンクという機能がありますが、(最近使ってみると)クラッシュするようです (2011-11-20)。

■HTML <pre>タグについて
<pre>タグのなかで、<や>を使うとどうなるか、 これはブラウザーによっても扱いが異なるようです -- そのまま表示するか、またはタグとして処理するか。 Marinotesで使うと、表示がおかしくなることがあります。 原因は分っていますが、どう対処すべきなのか、検討中です。
■対応OS
Windows XP/Vista/7
(Win2000は文字表示に少し問題があります)

■ユーザーの声
ありがとうございます。新しいものから並べています。
ご意見・要望など 回 答
ありがとうございます。また、v1.3.4のバグのご指摘をいただきました。なるべく早く修正したいと思います。(v1.3.5で修正済)
ありがとうございます。励みになります。
御指摘ありがとうございました。v1.3.4 で処置しました。
どうもありがとうございます。2010-04ごろ、小さな改良版を出します。
はいどうもありがとうございます。半年ぶりの声に驚きと感謝。
現在のMarinotesには、節構造コピーの機能はありません。けれども、MarinotesはSQLite[分かりやすく言うと、(SQL)データ管理モジュール]を使っているので、もしプログラミングの心得があれば、他のファイルとデータやり取りをするプログラムを書くことが可能でしょう。
Marinotesデータフォーマットはヘルプに公開しています。英語ですが、分かりにくいとか、興味のあるかたは、作者にお尋ねください。
いろいろアイデアを出していただくのはありがたく思います。
[後記]節構造のコピー&ペーストの機能について、将来考慮します。
詳しくお尋ねしたところ、ファイルサイズが異常に小さくなっているようです。
Marinotesの最小サイズは3072バイトです。これ以下になることは、まずあり得ません。
Marinotes終了後、何らかの原因で書き換わった可能性があります。
バックアップをしばしばとる事をお勧めします。Marinotesから、メニュー→ファイル→「ファイルの最適化」を選択すると、~~.m2db.bakというファイルができます。
本当ですね。前バーションはOKです。v1.2.1の改修で発生しました。かなりの重症です。
○v1.2.2で修正しました。ご迷惑をおかけしました。指摘をいただいた匿名氏に感謝します。
改良したい点はいくつもあります。自動保存機能はちょっと微妙なところで、今のところ第二版で提供しようと思っています。
ご期待に添えないかもしれませんが、作者の心境の変化に期待しておいてください。
文書内リンクのことでしょうか。これは、マウスの右ボタンをクリックすると、「のぞき窓に表示」か「ここに表示」を選択できます。
[追記]HTML表示のときは、右ボタンが効かないようです。V1.2.2で、改善しました
おっしゃるとおりで、わたしもそう思います。
実は、開発時に節IDを、「節の情報」ダイヤログでコピーできるように考えていたのですが、面倒なのでそのままになってしまいました。V1.3の改善項目に入れておきます。
Marinotes 第1版は、永久にフリーウェアです。第2版からシェアウェアとする予定です。名前も変るかも知れません。
Windows2000の環境がないので確認できませんが、できれば調査します。
HTMLモードでは、素テキストのまま書いてもハイパーリンクとして働きません。
http://abc/xyz.htmlなどは、<a>タグを使って、<a href="http://abc/xyz.html">表示したい文字列</a> などとしてください。
ヘルプの使い方>文書>HTML>ハイパーリンク をご覧ください
■V1.xに向けて (2007-6-15)
  1. Marinotes最大の特徴は、HTML表示が出来るということでしょう。 これによって、Webで見た記事をそのまま、Marinotesにコピーしたり、画像を表示したり出来ます。
    しかし、自分でがんばって、HTMLを書いて表示される方は少ないのではないでしょうか。実はわたしも、Webから取得したものや、画像表示に使うのが主です。 たとえ書いても、後で修正・追加するのがまた大変です。これは、実際表示される画面と、編集画面があまりにも違いすぎるからです。

    これを解決する鍵は、WIKI*です。 大きな文字の見出し、太字にしたり、項目表示などを、簡単にすばやく記述できる方法です。しかも、形的にもそのものを表すようになっていますので、「編集テキスト」と、「表示」が対比しやすくなります。

    V1.3では、Wikiスタイルを採り入れたいと思います。今まで以上にリッチテキスト風の表示を書きやすくします。 また、ユーザーによるスタイルの設定も出来るようにしたいと思います。 「編集」と「表示」の切り替えも、分かり易く出来るように考えます。

    (*)WIKIと言いましたが、正確には、「WIKI記法」あるいは"Lightweight Markup Language"です。

    [2011-01-04] 試験的には、大体できていますが、Marinotesへの組み込みは未定です。

  2. 節を変えて、戻ってきたとき、元のスクロール位置にしたい。実はV1.2で試みましたが、問題があって出来ませんでした。
■作者のつぶやき

■アイコン
アイコンは、100個ぐらいほしいと思っていますが、 今はその余裕がありません。気長に待つか、自分で造るか、どこかから探して使うこともできます。16x16の画像なら使えます。ただし、BMP形式にする必要があります。大抵の画像は、Windowsアクセサリの「ペイント」ソフトで変換できます。ICON(xxx.ico)は、「ペイント」では読めないので、Marinotesの画像一覧ダイヤログで読み込み、続けて「取り出し」するとき、.bmpの拡張子に変更して保存すると、変換できます。

■Version 1.3.5の改修 (2011-11-14)

  1. 「終了時に確認なしで変更を保存する」オプションをチェックしても保存されない不具合の修正
  2. グループ中の選択節が削除された時、クラッシュする不具合の修正
  3. 節キャプションに = 文字が入力できない不具合の修正
  4. 節プロパティの旧保存日時が削除されない不具合の修正
  5. 節選択時、コンテンツ表示が更新されないことがたまにある不具合の修正

■Version 1.3.4の改修 (2010-5-27)
  1. INIファイル, 画像、ヘルプファイルを下記フォルダに置く。
    Vista, Windows 7: c:\ProgramData\Marinotes
    Windows XP: C:\Documents and Settings\All Users\Application Data\Marinotes

■Version 1.3.3の改修 (2010-5-25)
  1. INIファイル, 画像、ヘルプファイルをc:\ProgramData\Marinotesフォルダに置いた。

■Version 1.3.1, 1.3.2の改修 (2010-4-20)
  1. キャプションバーの改善
    ヒストリーで前後に戻るボタンをキャプションバーに追加。
    書式がHTMLの場合、[表示]/[編集]ボタン追加。
  2. ハイパーリンク
    プログラム起動時の引数と作業フォルダの指定ができるようにした。
  3. ツールバー
    検索アイコン追加。いくつかのアイコンを変更。
  4. その他
    wxWidgets 2.8.10を使用
    SQLite 3.6.23.1を使用
    Microsoft Visual C++ 2008でコンパイル&リンク

■Version 1.2.1の新機能 (2007-4-30)

  1. グループ分類
    項目数が多くなると、見出しで探すとき、上や下へスクロールして探すのが面倒です。新Versionでは、グループ化(大見出しのようなもの)によって、もっと使いやすいものになりました。
  2. ファイルフォーマット改定
    V1.1のファイルフォーマットは独自に開発した簡易データベースですが、新しいフォーマットに改定しました。
    オープンソースのDatabase, SQLiteを使います。SQLiteについては、Marinotes開発前から知っていましたが、その頃はまだテキスト形式でしか保存されず、あまり興味もなかったのですが、Version 3になって数値や、バイナリデータ(Blob型)が使えるようになっています。将来のためにも、世界の多くの人々にサポートされている形式を使うのが好いと考えたためです。
    ファイルサイズは、少し大きくなります。平均して数KBytes~三十Kbytesくらい大きくなると思います。
    現在のユーザーにのために、ファイル変換ソフトも用意しています。
  3. 暗号化について
    Marinotesは個人的な使用を念頭においています。暗号化キー長は128ビットで、そのアルゴリズムは、個人のデータを守るのに十分強力と思います。(多分AdobeのPDFファイルも同じアルゴリズムです。)ただ、Marinotesのデータ自身の性質から、少し弱点があります。とは言え、簡単に解読できるものではありません。新版では、この点も少し改善しました。
  4. その他の改良
    起動時間短縮。ツールバーアイコン追加。表示改善、など。

■V1.1 (2006年3月26日発表)

特徴

  1. 無料
  2. HTML表示
    HTMLで書かれた文書が表示できます。文字の大きさ、色の設定。画像表示。
    画像は同じMarinotesファイルの中に保存できます。アルバムの作成などに便利。
  3. 暗号化
    個人情報の保護に欠かせない機能。
  4. 全文書検索
    ファイル内の全文書、見出しを検索できます。
    検索結果は一覧表で表示します。
    Marinotesひとつを常時立ち上げておけば、すぐ思いついたメモをそこに書き留めて置けます。後で探したいときは、全文検索ですばやく発見。
  5. ハイパーリンク
    http::... でブラウザーを起動。
    file::... で文書を開いたり、アプリケーションを起動したりできます。
  6. 外部ファイルと直接リンク (テキストファイルをmarinotesで編集)
  7. のぞき窓 (メインウィンドウとは別の浮ぶ窓)
  8. Unicode使用 (多国語対応)
  9. 文書の圧縮保存
  10. テキストファイルへのエキスポート
  11. 英語または日本語のメニュー/メッセージ表示
  12. カレンダー日記
活用方法はあなた次第です。 アイデアプロセッサ、スクラッチ・メモ、予定、日記、Web sitesのBookmarks、テキストエディタ等々。
サンプル・ファイル


アルバム
■活用例
■後継アプリ Foliaro

Marinotesの上級版、Foliaro( フォリアーロ と発音する)を 2011年4月12日 に公開しました。
有料Sharewareで(本体)価格は300円+消費税です。
Marinotesと同じような階層型メモ帳(アウトライン・プロセッサ)に、ウェブブラウザを組み込んだもので、ウェブにあるもの(文書はもちろん、画像、動画、地図など)を何でも取込むことができます。Internet Explorerなどからも、Drag & Drop, Copy & Pasteして、取込むこともできます。
文書の編集は、HTML形式が標準になります。

60日間試用できます。その間1ファイルに最大50個の節+画像が作成できます。
ホーム・ページは、こちらです。 サンプル画面もあります。
Vector.co.jpのレビュー記事(2011-06-14)は、こちらです。

[Update 2018-03-31]